職業インフラストラクチャの普及

雇用機会の創出を実現する職業インフラストラクチャとは

採用エンジニアリング技術を雇用機会の創出に関わるインフラへと発展させるため様々な取り組みの総称を職業インフラストラクチャと定義しています。この職業インフラストラクチャは、大きく4つのフェーズで構成されており、そのコンセプトは「誰もが手軽に活用できる」そして「全ての方に適職を・・・」の2つコンセプトを実現できるよう設計されています。ここでは4つのフェーズをご紹介します。

1)職業インフラストラクチャの基幹となる就業支援システムの構築・運用
富士誇が構築する職業インフラの根幹を成すのが、この就業支援システムです。基本的に採用エンジニアリング技術が蓄積した様々なアルゴリズムを求職者および求人者へサービス提供が可能となるようシステムとして構築しています。富士誇が独自に開発する転職サイト、また採用エンジニアリング技術を必要とする企業へ技術を提供し様々な就業支援システムに活用されています。活用の手軽さを追求しユーザビリティの工夫、仮想コミュニティとの接続、さらにアクセス端末の多様化を進め市場への浸透率が自然で加速的であるように設計されています。

2)多様なコミュニティとの連携
職業インフラの活用にはIT技術による仮想的な就業支援システムを誰もが活用できる環境に転換する必要があります。このような取り組みは、誰もが情報端末機器と就業支援システムを駆使しながら的確な職業に着けるとは限らない現時点での環境を考慮したものです。 日本の総人口における50歳以上の人口割合はすでに40%を超えており、IT技術が複雑で高度になる一方、シニア人口が膨らむ日本では高度IT化社会への対応力が危惧されています。従ってこれらの技術を誰もが活用可能となるよう、その技術のサポーターが必要となります。富士誇ではこの職業インフラを現実的なインフラへと進化させるため様々な地域コミュニティと連携し就業支援システムの活用方法の指導、さらに活用におけるサポート体制、また遠隔地での就業を支援するためTV会議通信システムの活用拠点として地域コミュニティとの連携を深めさらに順次拡大しています。このような地域コミュニティとの連携は特に労働弱者への活用が見込まれ、具体的には町内会等でのシニア就業支援、医療コミュニティでの障害者就業支援、また商店街や農業の活性化を目的としてIUターン就業支援、さらに世界各国とのネットワークによる海外就業支援、もちろん大都市圏内でのホワイトカラーの転職支援などでも活発な利用が見込まれます。

3)教育・公共機関との連携とその運用
職業インフラは、特に多様な求職者が集まる教育機関および公共機関での積極的な活用を啓蒙および推進しています。就職活動中の学生においては、自身の適性と希望を満たす最適な求人者を迅速に探すことが出来るため在学期間中に費やす膨大な就職活動時間を削減することが可能となります。また離職中の職業訓練者についても培う技術がどのような企業で活用可能なのかを早期に把握し、さらに就業先ですぐに活躍ができるよう出来る限り実践的なカリキュラムに組み直すことも可能となります。また公共職業安定所との連携により失業期間の短縮、医療現場との連携により身体障害者や精神疾患者への就業支援、農業や漁業の組合における就業支援など、多様な機関との柔軟な連携を可能とします。これらの柔軟な対応を可能とするのは職業インフラをオープンソース化しているためです。また現在公開されている他のオープンソースとの連携機能を日々強化していることも挙げられます。従って富士誇が研究・開発を継続している採用エンジニアリング技術を組み込む、職業インフラを基本的に誰もが活用可能となります。(個人情報に関連するデータベースは開示していません。) 富士誇がこのような取り組みの目的は、就業の支援は高い社会公共性を有しており誰もが活用可能となるようなオープンなインフラとしての活用を目指しているためです。

4)学生および職業訓練者に対するキャリアパスの提供
採用エンジニアリング技術が蓄積する多様な情報は、時に将来のキャリアパスを明示する指針として活用可能な場合があります。例えば小学生が夢に見る宇宙飛行士や化学者、中学生が本格的に触れはじめ憧れるスポーツ選手や音楽家、高校生が直面する将来の進路、そして大学生が磨いた専門性が社会でどう活用できるか、様々な人生の決断を迫られたときにそれを決定付ける思考材料が教育機関に少ないのも現状です。小学生が夢見る宇宙飛行士になるための具体的なキャリアパスはどのようなものか、中学生が志したスポーツ選手にはどのような苦労を伴うのか、高校生は何に基づいて大学や就職を決定すれば良いのか、その情報を検索する手段はどのようなものがあるでしょうか。採用エンジニアリング技術が蓄積する膨大な個人情報の中には、時に小学生や中学生が目指す人物がいるかもしれません。そのような人物のキャリアパスを研究することにより、自分が夢見る将来像にどのように近づくことできるのかを採用エンジニアリング技術は教えてくれるかもしません。小学生が描くダイナミックな夢を現実のものとするヒントとして採用エンジニアリング技術の活用が見込まれます。また職業訓練者が、その訓練カリキュラムを決定する前に最も効果的な職業訓練は何であるかを決定する思考材料に採用エンジニアリング技術はなるかもしれません。職業訓練者の中には、習得する技術を活かす機会に恵まれないことあります。これは職業訓練カリキュラムの選定段階において想定どおりに市場の需要が乏しいことが一つの原因として挙げられます。職業訓練には多くの時間と費用がかかります。出来る限り時間と費用への投資を効果的なものとするために採用エンジニアリング技術が効果的な職業訓練カリキュラムを示唆できるよう研究しています。

職業インフラストラクチャを普及する3つの取組み

雇用機会の創出を支援するこの職業インフラを広く普及させるため、特に3つの施策に取り組みその拡大を実現させています。
1) オープンソースの公開範囲の順次拡大
採用エンジニアリング技術は、様々なシステムに応用することが可能です。検索エンジンに組み込んだ場合、求職者に最適な企業、職業、キャリアパスなど職業に関す様々な情報を高い適合度で反映します。またコミュニケーションネットワークシステムに組み込んだ場合、求職者が目指す人物、適合する企業の就業者、市場との距離を可視化します。学校の就職管理システム、企業の人事管理システム、公官庁の市長調査や就業支援システムなど、様々な場面やシチュエーションに応用することが可能です。富士誇では採用エンジニアリング技術を可能な限りオープン化し普及拡大を行っています。富士誇が提供する職業インフラシステムは最適なユーザビリティを提供しているとは限りません。求職者や求人者にアプローチする最善策は富士誇以外の第三者が提供するシステムやインフラである可能性があります。採用エンジニアリング技術の目的は高度な適合性を保ちこれを広く普及することであるため、このソースを最もダイナミックに活用できる第三者へ提供しています。

2) コミュニティ・団体への主体的参加の啓蒙
富士誇が指定するコミュニティおよび団体へは、定期的にオファーレターが送付されています。このレターはその地域の職業インフラ管理者として富士誇や求人者にアクセスできる権限が付与されます。営利は目的とされておらずボランティアとして地域の求職者や求人者への活用方法の指導やサポートを請負います。職業インフラ管理者は職業紹介を行わずシステムの活用方法、職業インフラの仕組みの説明など既存の職業インフラの説明が主な活動内容となります。
職業インフラ管理者が共通して望むことは、その地域の失業率の低減と地域の活性化に他なりません。

3) 職業インフラの基本機能の無償開放
職業インフラはシステムの利用、職業インフラ管理者への相談など基本的な機能は全て無償で開放しています。求職者はもとより求人者へも無償で提供しています。富士誇の収益源は採用予算を有する求人者や求人情報を大きくプロモーションしたい求人者のみとなります。しかし基本機能だけでも的確な求職者や求人情報を発見するには十分な結果をもたらすため殆どの求人者が職業インフラに費用を必要とはしません。

職業インフラストラクチャの民間企業への提供について

富士誇の職業インフラおよび採用エンジニアリング技術の民間企業への供与は審査を要します。 採用エンジニアリング技術を営利を主目的においた場合、本来の採用エンジニアリング技術の目的が達し得ない状況が生まれる可能性があります。 提供を希望する法人は、この技術の活用目的およびその方法を具体的に開示すること、さらに活用後においても当初の活用目的に沿っているかをリアルタイムでエビデンス提供する仕組みが確立していることが前提条件となります。

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